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DIGITAL INCUBATEについて
世界で活躍できるスキルを学ぶ
DIGITAL INCUBATE=デジタルの繭

インタビュー
講師たちに聞いてみました
近藤紗代
Q、なぜCGを学ぼうと思ったのですか?
A、学生時代、一日一日を過ごす時間はとても刺激的で濃密で、流れるように過ぎ去っていきました。そして就職した時に感じたのです。「私の武器(能力)ってなんだろう?」と。自信をもって戦える武器が何もないと気づいたとき、とても焦りました。
武器がないまま、仕事に忙殺される日々には辛いものがありましたね。そして、学生時代 を振り返り、唯一学ぶことが楽しかった「CG技術」を究めてみたいと決意しました。

Q、CGやメタバースをやっていてよかったことはありますか?
A、CGを使って、他者とコミュニケーションが円滑に図れるところです。
住宅やマンションを建築計画される施主様や、社内でのプロジェクトチームなど、人と関わることが多い仕事についていますが、自分の考えている事がなかなか上手く相手に伝わらないなと感じることがたくさんありました。「CG技術」を学んでからは、自分の頭の中のイメージを2Dや3Dで表現することができるようになりました。意思疎通を図りやすくなり、仕事の効率が格段にUPしました。
Q、生成AIを使ったメタバース構築の未来はどうなっていると思いますか?
A、最近 ニュースでもAIについて取り上げられていますが、まさか「建築」と結びつくなんて学生時代に考えたこともありませんでした。そのまさかが起こる時代に私たちは生きていて、今後AI技術もさらに進化し、より便利な世界になると思います。そして同時に不便なものや不必要なものは淘汰されていき、AIに代わってしまう職種もあるかもしれません。「建築」においても今後どうなるか分からない中、私たちは最新のAI技術を知り、学び、コントロールしていく必要があると思います。
Q、なぜCGやメタバースを教えるようになったのですか?
A、社会に出ると私と同じように苦しむ人たちがいるのではないか。その人たちの手助けに少しでもなればと思い私たちは行動を起こします。2011年に学生向けに建築CGスクール開校し、2014年「魅せる建築CGパースの描き方」出版しました。
当時よりCG技術は年々進歩し、海外では今この瞬間でさえも新しい技術が生み出されています。それらのCGニュースをいち早くキャッチし、苦しむ人たちにCG技術を提供できたらと考えています。
Q、これからCGを学ぶ方に向けてメッセージをお願いします
A、みなさんは、自分が誇れる技術や能力を持っていますか?私の場合、それが「CG技術」です。大人になっても身につけることができたCG技術は今でも私の仕事の基盤となっています。
何か一つでいいので、得意なことや他人には負けないと胸を張って言えることを見つけて下さい。
社会に出た時、どんなに苦しくて辛い状況になっても、それが揺るがないものになるはずです。
呉 清姫
Q、なぜCGを学ぼうと思ったのですか?
A、自分がデザインしたものをもっと豊かな表現で相手にわかりやすく伝えたい。学生時代は模型表現は主な手段になって、固まっている表現手法だけで自分の意図を相手に伝えるのが難しいです。特に私は外国人なので日本語で相手にデザイン方針やコンセプトとを十分に伝えないからビジュアルエフェクトなどを通じて言葉で表現できないものを視覚化して伝えたいです。
