AdobeStock_409966411_Editorial_Use_Only.

Club house​

Clubhouseとは、不特定多数のユーザーと「声」で交流できる新しいカタチのSNSです。「完全招待制」で簡単に参加ができないゆえに話題を集め、日本でも2021年の1月初旬から急速に広まりました。

アメリカのスタートアップ企業Alpha Exploration Co.が運営しており、アプリはすべて英語表記となっています。現在iOS版アプリのみ配信中で、残念ながらAndroidスマホでは使うことができません。

20210202-clubhouse-invite02.jpg
20210202-clubhouse-invite03.jpg

左:ルームの作成画面   右:トピックごとにルームを探せる

アプリの中では、参加者によるさまざまな会話部屋「ルーム」が作られていて、このルーム単位で会話をしたり聴いたりするのがクラブハウスの基本的な仕組み。

自らルームを立ち上げて積極的にコミュニケーションをとるのもいいですし、気になる話題・テーマのルームに参加して、ラジオ感覚で会話を聞くのも楽しみ方のひとつです。

誰でも参加できるオープンタイプだけでなく、非公開型のクローズタイプのルームも作成できるので、フォロー中の知人・友人間だけで会話を楽しむことも可能です。

Clubhouseユーザーに招待してもらう

クラブハウスへの参加は、(1) 既存ユーザーに招待してもらう方法、(2) 先に登録しておいて誰かに承認してもらうのを待つ方法、の2通りがあります。いずれにせよ、既存のClubhouseユーザーからのアクションがない限りは利用できない仕組みです。

クラブハウスでは、1ユーザーにつき2つの招待枠が与えられており、端末の「連絡先」に電話番号を登録している相手を招待できるようになっています。この機能を使って既存のクラブハウスユーザーに招待してもらうのが、最もオーソドックスな方法です。招待方法と招待枠の復活については後述しています。

この方法は相手によるところが大きいため、知人・友人から誘われるのを待つほかありません。もしくは、SMSや掲示板などで招待枠が余っている人を探して招待してもらうのも手です。

IMG-5288.PNG

自分でWaitリストに登録して承認されるのを待つ

招待が待ちきれないという人は、先にClubhouseアプリで電話番号認証・基本情報の登録を済ませ、「Waitリスト」に入っておくのがおすすめです。

Waitリストに載っていれば、あなたの電話番号をスマホに登録しているClubhouseユーザーの誰かが参加を承認してくれるかもしれません。

承認してもらったユーザーは、招待された場合と同じようにクラブハウスを利用できます。Waitリストから承認した場合は、招待側の招待枠が消費されないというメリットもあるようです。

20210202-clubhouse-invite06.jpg

承認待ちの状態

クラブハウスの始め方・基本の使い方

1.Clubhouseアプリをインストール

クラブハウスを利用するには、まずアプリをインストールする必要があります。

2020年2月時点ではiOS版アプリのみリリースされている状態です。Androidユーザーは現在、クラブハウスを利用できません。

アプリ「Clubhouse」をダウンロード

clubhouse-icon.png

2.アカウントを登録する

アプリを起動したら、さっそくアカウントを登録していきます。前述のように、登録方法は2種類。やはり、誰かに招待してもらう方法がスムーズです。招待されなくても自力でアカウントを作成できますが、承認されるまでの条件や時間が明確でない点に注意が必要でしょう。

クラブハウスユーザーに招待してもらう

ここでは、クラブハウスを使っている知り合いに、招待URLをもらうケースをメインに解説していきます(自力でアカウントを作成する手順は後述)。

招待を受けるには、事前に相手に自分の電話番号を登録してもらう必要があります。

相手から招待されると、SMSにクラブハウスから専用URLが届きます。ここをタップするか、URLをSafariやChromeなどのブラウザで開くと、自動的にClubhouseアプリが起動します。

すぐに誰からの招待かがわかる画面が表示されるので、画面下部のボタンからプロフィールを作成していきましょう。Twitterからプロフィール画像などを引っ張ってくる場合はImport from Twitterを、ゼロベースでプロフィールを設定するならばEnter my info manuallyをタップしてください。

続いて、フルネーム(本名)と「@」から始まるユーザーネームを入力していきます。フルネームは、登録後一度しか変更できないため慎重に設定します。

プロフィールアイコンを設定します。アイコンはアカウントが完成した後からでも変更可能です。

次の画面では言語や人種、趣味や興味、仕事など、自分に関連するキーワードを選んでいきます。選んだキーワードは、アカウントやルームなどを見つけるのに役立ちます。

おすすめユーザーの一覧が表示されます。

ここで画面下のFollowをタップすると、現在チェックマークが入っているすべてのユーザーをフォローすることになってしまうので、いったんor select individuallyを選択するのがおすすめです。確認画面でYesをタップすると次へと進めます。

clubhouse-hou-to-use-202101-001b.jpg
IMG-5288.PNG
clubhouse-hou-to-use-202101-003.jpg
clubhouse-hou-to-use-202101-006.jpg
clubhouse-hou-to-use-202101-012.jpg
clubhouse-hou-to-use-202101-009b.jpg
clubhouse-hou-to-use-202101-004.jpg
clubhouse-hou-to-use-202101-011b.jpg

最後に、画面に従って連絡先へのアクセスや通知の受信を許可するかどうかを選択すればOKです。

連絡先へのアクセスを許可すれば、自分の電話帳に登録してあるユーザーをクラブハウス上で見つけやすくしてくれます。

通知をオンにすると、フォロー関係にあるユーザーがチャットを開始したときにお知らせが届くようになります。

clubhouse-hou-to-use-202101-010.jpg
clubhouse-hou-to-use-202101-005.jpg

自分でアカウントを作成する場合は承認制

招待されていなくても、アカウントの登録は可能です。

ch1.jpg
ch2.jpg
ch3.jpg

アプリを開いてGet your usernameをタップしたら、自分の電話番号を入力してNextを選択。SMS宛てに4桁の認証番号が届くので、アプリ画面でコードを入力しNextをタップしてください。

ch4.jpg
ch5.jpg

続いて、自分のリアルネームと「@」に続くユーザーネームを入力します。よければNextをタップしてください。

ch1.jpg

いったん入力を完了したら、あとはアカウントが承認されるのを待ちましょう。

前述したように、Clubhouseユーザーで、かつスマホ連絡先にお互いの電話番号を登録し合っている人に承認されることが条件のようです。

3.メイン画面の見方

Clubhouseアプリのトップ画面の見方を解説します。

ch7.jpg
  1. 検索:ユーザーやルーム探しに使う

  2. アクティビティルーム(通知):フォロー通知や運営からのお知らせなどが届く

  3. プロフィール:自分のプロフィール。名前やアイコンの変更も可

  4. ルーム:現在進行しているルーム。タップで入室

  5. ルームの作成:自分がホストとなりルームを作成できる

  6. チャット可能なメンバー:現在チャット可能なフォロワーの表示と、オンライン表示

ホーム画面上のルーム(4番)は、リアルタイムで変動していきます。現在オープンになっているルームが画面上に表示されており、それぞれをタップすることで簡単に入室が可能です。こまめにチェックしておくと、好きな芸能人や知り合いのルームに参加できるかもしれません。

4.知り合いや気になるユーザーをフォロー

ch9.jpg
ch8.jpg
ch10.jpg

ユーザーの検索は、ホーム画面左上の検索ボタン(虫眼鏡)からおこないます。おすすめのアカウントや連絡先を登録しているアカウントなどが表示されるほか、画面上の検索欄で名前を検索し、特定のユーザーを探すことも可能です。

ch11.jpg
ch12.jpg

自分のフォロー/フォロワーのプロフィールから、新たなユーザーを探すのも手です。

共通の知り合いがいそうなアカウントのプロフィールを表示させ、○○Followersまたは○○Followingの部分をタップすると、当該アカウントのフォロー/フォロワーの一覧が表示されます。そこから新しいユーザーを見つけてフォローするのもいいでしょう。

5.オープンしている「ルーム」に参加してみる(まずは聴くだけ)

準備が整ったら、さっそくルームへ入ってみましょう。ルームを作った人(管理者のような人)と自分がフォロー関係にない場合は、入室しても視聴者側になります。まずは、視聴者が多いルームに入ってみると雰囲気がつかめるでしょう。

ch13.jpg
​ルームタイトル

ルームのタイトルや参加者表示の下にある数字に注目してください。人マークのついたものが参加者で、ルームに入室している数。右の吹き出しマークが、実際にルーム内で音声チャットをしている人の数になります。

芸能人や著名人が開いているルームは人気があり、多くの人が入室しています。参加者の多いルームへ入れば、目立つことなく視聴できるので安心でしょう。

6.会話してみよう(挙手で参加)

ch14.jpg

フォロー関係にあるユーザーがルームで会話していると、当該ルームがホーム画面のトップに表示されるので、タップして入室します。次の画面では、実際に話している人と視聴者が表示されます。

ch15.jpg

画面上部に位置するアイコンが大きいユーザーが、実際に発言をしている人です。このとき、名前の横に緑のマークがあるユーザーが当該ルームの司会者になります。

ルームの司会者のフォロー中アカウントであれば、特に承認を得ずとも勝手にチャットができます。スマホに向かって話しかけてみると、相手と音声チャットができるはずです。

ch16.jpg
ch17.jpg

画面下にある手のマークをタップすると、参加希望通知が司会者側に送られます。

相手(司会者)がそれを承認すれば画面上にボタンが表示されるので、Join as speakerを選択してください。これでルーム内での音声チャットに参加できるようになります。

7.ルームから退出する

ch18.jpg
ch19.jpg

ルームから退出するには、画面したのピースマークLeave quietlyをタップしてください。直前まで会話をしているならば、「一旦退出します」と声をかけてからルームを離れるといいでしょう。

他のルームに新たに入室することでも、現在のルームから退出できます。

自分でルームを作って新しい音声チャットを開始してみよう

ルームの作成は簡単にできます。自分が司会者となって、新しい音声チャットを開始してみましょう。

1.「Start a room」から公開範囲やタイトルを設定するだけでOK

ホーム画面下にある+Start a roomをタップします。

ch20.jpg
ch23.jpg
ch21.jpg
ch22.jpg

ルームにタイトルやテーマをつける場合はEdit Topicを選択。60文字以内で入力したらSet Topicをタップしてください。

ch24.jpg

続いてルームの公開範囲を設定します。

  • Open:誰でも入室可能

  • Social:フォロー中のユーザーが入室可能

  • Closed:自分が選択したユーザーだけが入室可能

※今回は、自分がフォローしているユーザーにだけオープンになる「Social」でルームを作成しています。

2.ルーム通知がフォロワーに届くので参加を待つ

ch25.jpg
ch26.jpg
フォロワーの画面

「Open」または「Social」を公開範囲にしてルームを作ると、自分のフォロワーに通知が届くようになっています。フォロワーは、プッシュ通知やClubhouseアプリの画面上部に現れたGo to roomをタップすると、あなたが作ったルームへ入室してきます。

フォロワー以外の視聴者からの参加を許可するには?

公開範囲を「Open」に設定したルームには、不特定多数のユーザーが参加してくる可能性があります。このとき、フォローしていないユーザーは、入室できたとしても発言権はありません(視聴は可)。

そのため彼らから、ルームの音声チャットへの参加許可が求められることがあります。画面上の通知または画面下の挙手ボタン(手のマーク)からリクエストを開き、Invite as speakerをタップします。相手の参加が許可され、音声チャットができるメンバーが増えます。

ch27.jpg
ch28.jpg

3.ルームを削除して音声チャットを終了する

ch29.jpg

作成したルームは、簡単に削除できます。

画面右上のメニューボタンからEnd Roomを選択すれば終了です。ルームを閉じる前に会話しているメンバーがいる場合は、ルームを削除する旨を一言伝えておくといいでしょう。

クラブハウスを使う上で知っておくと便利なことの始め方・基本の使い方

基本的なクラブハウスの使い方のほかにも、新しく知り合いを招待する方法や、プロフィールを変更する手順など、知っておくべき機能などを紹介します。

友達をクラブハウスに招待する方法

ch30.jpg

クラブハウスに招待するには、相手の電話番号をスマホの「連絡先」アプリに登録している必要があります。未登録の場合は電話番号を尋ねて、連絡先アプリに登録しておきましょう。

ch33.jpg
ch31.jpg
ch32.jpg

続いて、Clubhouseアプリを開き、画面上部にある招待状のアイコンをタップします。登録している連絡先が一覧で表示されるので、招待したい人の横にあるInviteボタンをタップしてください。

iMessageの送信画面に推移します。招待リンクが記載されたメッセージが自動的に作成されるので、そのまま→ボタンをタップして送信すればOKです。

あとは相手がURLリンクからクラブハウスに登録するのを待ちましょう。相手が参加するとアクティビティタブで「○○ just signed up for Clubhouse」と通知されます。

使い切った招待枠は復活する場合がある

ch34.jpg
ch35.jpg

はじめに付与された2つの招待枠を使い切った後、招待枠は復活するのでしょうか。筆者のアカウントでは、招待枠を使い切ってから約3日後に招待枠が6件付与されていました。

一方、連絡先へのアクセスを不許可にしているアカウントでは、同じように招待枠を使い切ってから3日以上経過しても、枠は増えていませんでした。ただし、どのような条件で招待枠が増えるのかは不明で、あくまで筆者のアカウントをベースにした検証結果である点に留意してください。

プロフィールの編集・変更方法(フルネームの変更は1回まで)

ch36.jpg
ch37.jpg
  1. プロフィール画像の変更

  2. フルネームの変更(1回まで)

  3. ユーザーネームの変更(何度でも可)

  4. プロフィール編集(Update your bio)

それぞれ、名前部分や紹介文をタップすると変更が可能になります。ただし、フルネームの変更は1回のみとなっており、2回以上変更する場合は、本部への申請が必要となるため注意してください。

招待URLからアカウントを作成した場合、プロフィール画面の下部に「Nominated by ○○」と表示されるため、誰に招待されたかがわかるようになっています。

画面右上の自分のアイコンをタップすると、プロフィール画面へ遷移します。

聴くだけ利用ならミュートをオンにしておく

ch38.jpg
ch39.jpg

ルームで音声チャットに参加したはいいものの、席を外している間の無言タイムや、話していないときの生活音が気になるところ。そんなときは、自分のマイクをミュートしておきましょう。

画面右下のマイクボタンをタップすると、マイクに赤い斜め線が入りミュートがオンになります。同時に自分のアイコン付近のマイクにも赤い線がつきます。これで消音設定が完了です。

ルーム内での3つの役割

① リスナー
② スピーカー
③ モデレーター

まずはこの役割を理解し、言葉を覚えましょう。この3つだけ覚えてしまえば、あとはスルスルと入ってきます。

ch40.jpg

Clubhouseは音声のSNSですが、会話は強制されません。

リスナーはPodcastを聴くように、「聴くだけ参加」が可能です。

画面右下の✋🏻をタップすると、「スピーカーに参加したい」という意思表示になります。

登壇者が承認すると、リスナーからスピーカーへとアイコンが移行します。

2.スピーカー

スピーカーはルーム内で発言権限があります。

自分のアイコンを長押しすると表示されるメニューの [Move to audience] をタップすることで、リスナーに戻ることも可能。

また、モデレーターより権限の付与を受けることで、モデレーターになることができます。

​3.モデレーター

モデレーターは3つのポジションの中でもっとも権限レベルの高いポジションです。

ルームを立ち上げたユーザーに標準で付与されている権限で、スピーカー同様に発言することができます。モデレーターは名前の左に緑のバッジがつきます。✳️

ch41.jpg

ポジション的には司会進行役ですが、必ずしも司会進行が強要されるものではありません。スピーカーにモデレーター権限を付与し、共同で管理することもできます。

リスナーが画面右下の✋🏻をタップすると、アイコンに手が表示され、モデレーター側の画面下部に表示された✋🏻🗒の[ Rised hands ]というリストに載ります。

誤って手をあげた場合は取り消すこともできます。

ch42.jpg

モデレーターが [+🎙] をタップするで、リスナーがスピーカーに変わります。また、[Edit] では挙手者の権限範囲を設定する事ができます。

・Off:挙手無効
・Limited to...:スピーカ,モデレーターがフォローしている人のみ
・Open to...:全範囲

ch43.jpg

唯一のモデレーターが退室した場合は、最古参のユーザーにモデレーター権限が自動で付与されます。

こちらは、さらに細かい機能も含めて、各権限ごとに使用できる範囲を表にまとめました。

ch44.png

ルームの中にモデレーターが1人のみでその方が「✌️ Leave quitely」を押してしまった場合、ルームが消滅してしまうので注意が必要です。

​注意

スピーカーへあがった人のアイコンを長押しすると以下の画面が表示されます。

ch48.webp
  • Block(ユーザーをブロック)

  • Remove from room(部屋からその方を追い出す)

  • Report for trolling(その人を荒らしとして通報)

  • Report an incident…(事件の報告)

  • Make a moderator(モデレーターとして設定)

  • Move to audience(聴衆として下げる※会話ができなくなる)

ルームを作って特定のトピックについて会話する場合、上記の役割をそれぞれ守って行うとかなりスムーズに、だらだらと会話をすることなく、かつ誰が部屋の中でしゃべってるのかわからないといったことを防ぐことができます。

質問がある方がHand raising(挙手)した場合に、その方をスピーカーとして登壇させ、終了次第モデレーターとして下げることでそのルームで誰が今会話をしているのかが、オーディエンスからわかるようになります。

知らない人にこの最高権限であるモデレーターを付与してしまうことで、自分が作成したルームを乗っ取られてしまうということもあることを頭に入れておいてください。

​メールアドレス認証

アカウントを登録後、右上にある自分のアイコンをタップするとマイページが表示されます。ここで自分のプロフィールなどを登録しましょう。

また@のアイコンの上に赤い通知がついている場合にはメールでの認証が必要です。アイコンをタップして認証するメールアドレスを登録しましょう。

ch45.webp
ch46.webp
ch47_edited.jpg

登録したメールアドレスにメールが届きます。「Verify my Email」をクリックするとアプリ上に表示されていた@の通知は消えます。消えない場合はアプリを再起動して立ち上げてみてください。

1.リスナー